谷中、大岩の横の小滝からが、堂満ルンゼの核心部だ
記 録2011年1月3日(月) 天候:曇、時々晴 
メンバー 山仲間6名:よこちゃん、まるさん、こはるさん、のっちさん、くま吉さん、てでぃ
アプローチ JR大阪駅〜JR京都駅〜JR湖西線・比良駅[8:35]
コース・タイム 比良駅[8:50]〜イン谷口[9:29]〜堂満第一ルンゼ出合[10:45]〜[13:45]堂満岳[14:25]〜金糞峠[14:59]〜途中・講習〜比良駅[17:15]
地図 国土地理院 1/25000 比良山・北小松 [滋賀県]
メモ   今年も、「初春は比良から」を合言葉に、初歩きは比良に向かうことにした。さて今年はどこから歩くかと考えたとき、昨年の雪不足がどうしても頭をよぎり、今年も暖冬で機を逸してはいけないと考え、宿題となっていた堂満ルンゼを初歩きに選んだ。想いが通じたのか年末年始の寒波で、何とか歩けそうな積雪があった、おまけに当日は寒波明けの好天で、吹雪かない比良の正月も久しぶりとなった。よこちゃんが体調不良で取り付きから下山したのは、残念だったが、若い人達に引張って貰い、快調にルンゼを歩き抜けた。堂満山頂からの展望は素晴らしく、心に残る初歩きとなり、今年も一年、元気に歩けそうな感触を得た。
 下山後の梅田での恒例となりつつある新年会、よこちゃんも合流してくれ、賑やかに楽しい時間を過ごした、酔いに身をまかせ、爆睡あるのみの一日の終わりとなった。
備忘録
山は季節・天候で変化します。ここに掲載した記録・写真等は実際の山行には参考程度に留めて下さい。




  今日は下山後の新年会があるのでJRでのアプローチ、でも表比良へはJRが一番便利で楽だと思う。案の定よこちゃんが一本乗り遅れ、京都駅で時間を潰すことになる。まあ、この程度の遅れは今日は問題ない。そして、降り立つ比良駅では、久々に麓の雪景色を見た、いい感じで、新年早々気分がよい。曇り空だが、歩く予定の堂満がはっきり見えている、いつもの場所で写真を撮って、イン谷口へと向かう。   




いつものJR比良駅付近から正面に堂満岳 ピラミダルな堂満も真っ白で、いい感じ




湖西道路までは除雪されていた 桜のコバ分岐、積雪20cm イン谷口の出合山荘は撤去されていた




休まず、トイレ前まであがる、途中登れない車がバックしてきた トイレ前到着、数パーティに出会う




  正面谷トイレ前で、アイゼン装着、今日もトレモードで、堂満第一ルンゼの出合の堰堤を目指す。途中から、よこちゃんが体調不良を訴える、見ると、まだ、行けそうなので、出合までは同行させる。出合堰堤上で、よこちゃんは、今日はアカンと判断し、記念写真を撮って、下山させる、休んで新年会に出れるようなら来てね、と伝えた。
  ゾンデで積雪計測、浅いとこで60cm、深いとこで75cmだった、最終準備をして発つ、今日もこはるさんをペースメーカーに、ラストが僕で楽をさせて貰うことになる。




正面谷を、第一ルンゼ出合へ 途中の積雪から、今日は何とか上がれそう そして、ルンゼ出合の堰堤に到着




残念だが、よこちゃんリタイヤ、記念写真だけは撮る 積雪計測75cm、降雪後1日経ってるので問題なし




  ルンゼにはトレースあり、正月一・二日に知り合いが入っているが、それのかと思ったが、ワンパーティ4人が先行していた。トレースもあることなので、快調に高度を稼ぐ、トップは今日も絶好調のようだ。




さあ、いよいよルンゼに入ります、下はただの沢筋の様相




後ろを振り返ると、陽が差し込んできた ガンガン走るこはるさん、成長著しい、一年前が嘘のようだ




  徐々に傾斜が増し、数メートルの小滝を3〜4乗り越えることになる、積雪が少ない分高度差はある、積雪が増せば乗り越えやすくなる、今日はすべてノーザイルで乗り越していく、危険箇所は一箇所、シュリンゲを出してもらい、安全を期す。




まづは2メートルの小滝、久しぶりの、まるさん ここも2段2メートルほどか




この滝は4メートル、抜け出るとこがちょっと微妙、シュリンゲを出してもらう、まるさん、いい感じ




同じ滝を上から撮って貰う、最年少、くま吉さんもいい感じ くま吉さんと20歳近く上の僕は、カツカツです




  順調に、大岩の横の滝に到着、ここからが第一ルンゼの核心部で、急傾斜の深雪との戦いになる。しばらく行くと先行パーテイ4名の方に追いつく。案の定深雪ラッセルに苦戦されていた。ラッセルを交代して、胸までのラッセルをガンバで突き進む。ここを突破すると、少し開けた二股、左へ進む。実に両パーティの協調よく、停滞なく高度を稼いで行く。




大岩横を通過する、くま吉さん、う〜んいい感じですよ がんがん行ってくださいよ




僕はのんびり行かせて貰います




この滝もほとんど埋まっている




問題なく、ルンゼを進む 振り返ってみる




さあ、先行パーティに追いついた ラッセルを交代しましょう




くま吉さん頑張る、まだまだ経験浅く雪の上に乗れないようだ




全身雪まみれで、よく頑張りました、交代




ガンガン行ってます やっと眼前に稜線を捉えた




さあ、核心部は抜けたが、まだまだ股上、もうちょっと頑張ってね(^^ゞ




最後の雪壁、こはるさん先頭で頑張っているようだ








普通はルンゼを詰めるのだが、先頭グループは左の岩稜に上がっていく、トレーニングですからいいかもです




  この岩稜沿いに上がるのは正解かもしれない、雪壁のアイゼントレにはよかったように思う。岩稜を終え山頂直下で、先行パーティが藪の中に突っ込んだので、我々パーティは左の稜線沿いに上がるように指示する、先行パーテイも藪がやはりひどいので、我々の方にトラバースしてきた、この分、我がパーティのほうが山頂には早く到着することになった。




岩稜を登りきった、こはるさん、いい感じ 僕もノンビリだが、先行パーティは一人大分遅れているようだ




やれやれ、もうちょっとやね、と僕です 先行パーティと別れ、左の尾筋をめざす、こはるさん




もう稜線が見えてますよ 山頂へ最後の登り、ここから5分ほどでしたか




右の樹間に陽を浴びたコヤマノ岳が美しかった




さあ、山頂が見えてます 山頂到着、1パーティが食事中でした




  無事、山頂到着、握手をして、記念写真。思いのほか早く着いた、ゆっくりと休憩、昼食。寒さはそれほどでもない、四年連続で正月に比良に来たが、吹雪かれなかったのは初めてだと思う、今年は幸先がよかったようだ。琵琶湖も対岸の山も美しく、気分のよい山頂での時間を過ごした。




堂満岳、山頂標記 山頂にて左から、のっちさん・こはるさん・僕・くま吉さん・まるさん




堂満岳山頂から琵琶湖方面のパノラマ、遠望は利かないが湖も対岸の山も美しい




  景色は堪能しました、さあ帰りますかと、山頂を後にする、協調したパーティの最後尾の方がまだ、到着していなかったが、大丈夫ですとのことで、お別れした。帰路は第三ルンゼを降りる予定だったが、希望により夏道を金糞峠へと向かう。丁度、青空が覗いて、周囲の山が美しく、いい気分での下山となった。




堂満岳山頂標記 さあ、夏道を金糞峠へ降ります




途中、展望が開けた場所からは、シャクシコバの頭からコヤマノ岳が、ことのほか美しい




こちらはカラ岳から釈迦の稜線、美しい




第2ルンゼ上部 第2ルンゼ上部が北壁




  縦走路との出合を過ぎ、金糞峠、のんびりモードで、休まず正面谷を下る。青ガレ堰堤、朝、上がった第一ルンゼ出合を過ぎ、時間があったので、少し講習会をして、イン谷口、そして桜のコバ手前で、協調した先行4人パーティの方が東稜道経由で降りてこられ、すれ違った。
  谷中まではラッセルを使わせて頂きありがとうございました、どこの会の方か、お名前をお聞きしませんでしたが、ここで改めて御礼を申し上げます。m(_ _)m




縦走路出合を通過 どんどん降りますよ 金糞峠の道標




正面谷越しの琵琶湖に陽が当たり、美しい




金糞峠にて さあ、正面谷を降りましょう




途中、時間があったのでツェルトで遊ぶ 大山口を過ぎた、いつもの場所、まずまずの積雪だった




堂満岳、別名:暮雪山、暮れ行く残照のこの山は近江八景に描かれている、残念ながら陽は暮れかかっていた、JR比良駅付近より




  帰路、よこちゃんと連絡をとる、体調が戻り新年会に参加するとのこと、喜ばしいことだ。JRのなかでもワイワイと山談義、山科の駅で買ったビールを呑みながら、楽しく駄弁った。大阪に到着後、駅前のいつもの店で、おいしいビールをたくさん頂きながら、若い人達に囲まれ、談笑する時間は楽しかった。今年も比良で元気に歩けた、今年一年、また安全に元気に山が歩けるように努力しながら、楽しい想い出を刻みたいと思う、勿論、この夜は爆睡あるのみで、とても初夢など見れるはずもなかった。

     ○今回の備忘録には、同行メンバーの写真をたくさん拝借しました、ありがとうございました○