誘ってくださった2期上のONE先輩、勿論バリバリの山屋さん、そして今は山スキーの達人だ、大日ヶ岳をバックに。
大日ヶ岳山頂からは360度の展望、北東方面、白山は生憎、頭は雲の中、しかしそこからの両白主稜線・越美国境の山々は美しく一望できた。
記 録2011年02月11日(祝) 天候:曇 
メンバー  ONE(小根田)さん、廣瀬さん、てでぃ
アプローチ 10日(木):神戸元町駅[19:00]〜阪神高速・生田川IC〜名神高速〜東海北陸道〜[23:00]ひるがのSA・時間調整[24:01]〜ダイナランドスキー場下・民宿大日荘[12:20] 宿泊(半泊朝飯付き4,200円/人+暖房費500円/室
11日(祝):大日荘[7:40]〜ダイナランドスキー場・αランナーでゲレンデ1本滑走後βライナーでゲレンデトップへ
コース・タイム ダイナランドスキー場・ゲレンデトップ[9:40]〜稜線・高鷲スキー場からの合流点[10:24]〜[11:24]大日ヶ岳[12:10]〜大日谷滑走・登り返し〜大日ヶ岳・山頂[13:40]〜カマス谷滑走・登り返し稜線[15:05]〜高鷲スノーパーク・ゲレンデトップ[15:35]〜ダイナランドスキー場[16:35]
地図 国土地理院 1/25000 石徹白・二ノ峰 [岐阜県]
メモ   年末の大菩薩で「山スキーをやりたい」というと、東京在住の後輩、仁さんは、すぐに山スキー一式を送ってくれた。このことをブログに書くと、ONE先輩が、3月にどこかに連れて行ってくれると、書き込んでくれた、じゃあ、それまでに練習をと、考えていたら、9日の水曜日に突然、ONE先輩から、山スキーのお誘いメール、勿論、二つ返事で連れて行ってくださいと返事をしたが・・・、スキーを履くのも十数年ぶりなら、山スキーに行くのも二十数年ぶり、ホントに大丈夫かいな、と、久々に山へ行くのに、緊張の時間を過ごすことになった、本当は、この日にスキーの練習にいくつもりだったのだが、せめて一日でも練習してたら、もう少しは頑張れたかな・・・やっぱし一緒か。まあ、こんな気分で先輩に着いて行った奥美濃・大日ヶ岳、確かにお手軽に山頂まで到着したが、あとの滑りは、、、結論から書けば、最後は完全に足にきて、悲惨な山スキーの再デビューとなったのでした。
備忘録
山は季節・天候で変化します。ここに掲載した記録・写真等は実際の山行には参考程度に留めて下さい。




2月10日(木)
  元町駅19時の集合、久々に重いスキーとザックを担いで、通勤時間帯の満員電車に乗った、10分前に集合場所到着、しばらくすると廣瀬さんも到着、若い30過ぎの小柄な人、可愛らしいと感じるほどに、ソフトな印象、好青年だ。しばらくすると、ONE先輩の車が到着、こちらの方の印象は、前にも書いたので書かないでおこう。
  ガソリン給油後、順調に阪神高速・名神・東海北陸道と進み、ひるがの高原SAに23時過ぎに到着、ここで24時まで時間調整、しかし、このSAはコンビニこそあるが、時間外は室内に座る場所さえなく、不親切なSAだ。24時を過ぎたとたん、同じ思いの車が一斉にETC出口へ向かう、目指す民宿は、ダイナランドスキー場への分岐から、すぐの右手にあり分かりやすかった。部屋に入り、朝もゆっくりなので、2時過ぎまで軽く一杯やった。



2月11日(金・祝)
  朝食が7時からなので6時半起床、やはりテン泊より、はるかに体も準備も楽だ、民宿に半泊するのもいいものだと思う。コーヒーまで頂き、準備をしてダイナランドスキー場へと向かうが、8時前だと言うのに、すでに上部の駐車場は満杯でかなり下の駐車場に止めることになった、リフトに乗るのに結構歩くことになる。
  リフト券購入、登山届の提出とONEさんが済ませてくれた、結構人が多いので時間がかかる、僕の為に、まずはゲレンデを一本だけ滑らせて貰ったが、こりゃアカンわ状態、ゆっくり一日は滑らしてもらわないと、、、と思うも、さあ行きましょうと、大日ヶ岳を目指してスキー場トップへとリフトで向かうことになる。 


民宿で、つららでオンザロックはおいしい ダイナランドスキー場に到着 センターハウスの前は大混雑




とりあえず一本滑らせていただく 「さあ、行こか」でスキー場トップへ ここがダイナランドスキー場のトップ




  ダイナランドスキー場トップへ到着、ここで今風の山スキーの装備についての講習をONE先輩より受ける。まずはビーコンの使用法、そして体への装着、張り流しのシールの張り方、はずし方、ビンディングはディアミールだが、歩行時、滑走時の操作法等、ありがとうございました。という訳で、いよいよ大日へ向けて歩行開始。まずは高鷲スノーパークトップへのゲレンデを少し登り、左の尾根に取り付く。久々のシール歩行、スキーも靴も重く感じるが、なんとかONE先輩に着いていく、尾根上はトレースなく、たまに先輩のトレースをはずし新雪の上を歩くと気持ちが良い、生憎の曇り空だが、それほどの風もなく、展望もそこそこあって気分がいい、もっとも余裕は全然ない。
  高鷲スノーパークトップからの尾根上の合流点から、稜線に立ち木なく展望尾根となった、前大日に上がると、もう目の前に大日ヶ岳が大きく見えて、これは確かにお手軽だ、上りに関してはだが・・・・。




まずはビーコンの操作 シールの張り方、ビンディングの操作法




さあ、発ちますよ、廣瀬さん この尾根を追います、いつも以上に後姿が大きく見える先輩




ブナの疎林の尾根はトレースなく、気持ちよい 右から高鷲スノーパークトップからのトレース、尾根上の合流点




前大日への上り、まだシールに上手く体重が乗らずに苦労してます:ONEさん撮影




前大日にてONE先輩、すでに眼前に大日の山頂が見えてます




廣瀬さんと僕




  前大日からのわずかのシール滑降も、いきなりの細尾根なので、ちょっとビビった。景色は云うことなしなのだが、滑ることばかり頭をよぎり、正直、全くの余裕なし状態が続く、それというのも、右手に滑る予定のカマス谷が見えているからに他ならない。少し上がればすぐに大日の山頂だった。




カマス谷を右手に見て、最後の上り はい、山頂に着いたようです これが山頂のどれかの標石の頭のようだ




広い平坦な山頂にて




  遠望は利かないが、実に気持ちの良い山頂だ、今日は気温こそ低いが、風もそれほどなく居心地はよい。いつもどおり写真をしっかり撮った、間じかに見える白山の頭に雲が掛かっていたのが実に残念だった。滑走予定の大日谷のエントリーポイントに少し下り、滑走準備をしながら、昼食を頂く、といっても行動食なのだが。僕は緊張が高まり、昼食もオチオチ喉を通らない、でも、ちゃんと食べました。
  そして、いよいよ滑ります、「行くで」と云ったと思うと、ONEさんは、颯爽とはるか眼下まで、あっという間、続いて廣瀬さん、これまた、あっという間です。下から二人が見上げる中を、真っ直ぐにはとても降りれないので、横滑りで直下の急斜面を切り抜け、斜滑降と横滑りで、誤魔化しながら降りていく、勿論何度かコケてます、、、。しかし下手なりに新雪の良い雪質は気持ちのいいモンですσ(^◇^;)




山頂から大日谷のエントリーポイントへ少し下る、眼前の白山は残念ながら頭に雲が掛かっていた




大日谷を見下ろしながら昼食中です、右の尾根を登り返す事になります




必死で滑っております、僕:ONEさん撮影 新雪に足を取られながらも耐えてます:ONEさん撮影




  さて、何とかすべり降りた谷底から、再度、シールを貼って大日に上り返すそうです。上り返すのはいいが、いよいよカマス谷を滑るかと思うと、ますます緊張感が増してくる、山岳部方式だと絶対に初心者に楽などさせるはずはないと、頭では分かっているが、年齢的に若干のお目こぼしがあるかと、甘い期待を抱くが、現実は、やはり前者だった。




廣瀬さんの滑走、上手い〜♪:ONEさん撮影 廣瀬さんの滑走:ONEさん撮影




ONEさんの滑走、素晴らしいです、カメラを構えてシャッターを押したが、すでに大分下でした、、、すいません(^^ゞ




さあ、ここから再度、大日に上り返します 「ほら行くで、しっかり歩けよ」・・・は、はい、親分




今度は大日谷よりキツイのが分かってるので、トボトボ歩いてます メチャ元気な廣瀬さん、ここは何度か来られてるようです




ONE先輩は、どこからエントリーするか、偵察中です、僕はここからが一番安全なような気がします、、、、




どうやら先輩は、ガイドツアーのパーティが降りてる尾根に眼をやってますが・・・・ま、まさか、絶望感が脳裏をよぎる




この尾根の下のほうに眼をやると、ジャンプ台みたいな尾根やないですか、バックが前大日




  山頂到着、ガイドツアーの団体が滑るのを山頂から見つめながら、「ホンマにあそこから行くんですか」と聞くも、一切返事をしてくれません、覚悟を決めつつ、冷静にパノラマ写真を撮ったりしてる自分が、けな気だ。尾根頭まで進み、再度の滑走準備、心の準備は出来てませんが、根性の見せ所とモチベーションを上げようとするも、上がるはずがありません。ONEさん、廣瀬さんと颯爽と飛び込んでいった、上手い!と感心しながら、しばし佇んでいたような気がします、そして、意を決して横滑りで最初の垂直のような壁を降りたのだけは覚えてますが、あとは斜滑降と横滑りで、急斜面だけはこけずに降りたのだが、それからは何度か転びながらも、どうにかお二人の所まで到着、寒いのにお待たせして申し訳ありませんでしたm(_ _)m




ガイドツアーの滑り終わるのを待っています 滑走準備中です




この間に、素敵な景色を山頂からのパノラマ撮影、いい景色だが、、、余裕なし




エントリーポイントで佇む僕、これだけ見てると、素敵な写真:ONEさん撮影




なんとか最初の壁をずり落ちました:ONEさん撮影 踏ん張り通しで足はパンパンになりました:ONEさん撮影




やれやれどうにか谷底のお二人の所に到着、お待たせです さあ、今度は前大日の直下を目指して上り返します




  再度の稜線への上り返し、陽が傾きだし少し気温も下がってきたようだ、稜線に上がると、尾根襞には雪煙が上がっていた。さあ、帰りましょうと、滑走準備、すでに僕の足は、久しぶりにパンパン状態、ここからは悲惨な帰路になった、高鷲スノーパークトップに帰り着いたときには、安堵感も加わり、自力で立ち上がれないほど消耗してました、ホントに悲惨。少し休憩を貰って、ダイナランドスキー場へとゲレンデを降りましたが、こけると起き上がれないので、ボーゲンでゆっくり降りるはめに、、情けない。最後までお二人を、寒いのに待たせてしまいました、申し訳ございませんでした。




稜線に上がると、雪煙が上がっていた、美しいが・・・・




高鷲スノーパークトップの建物がすぐ下に見えている、滑走準備中のONE先輩




なんとか高鷲スノーパークトップまで降りてきたが、バテバテ 写真を撮る余裕もなく、どうにか車までたどり着きました




  やっとの思いで、ダイナランドのセンターハウスの前に帰りついたとき、ONE先輩の「お疲れさん」の一言は、感無量でした。なんとか今風の山スキーを体験でき、雪山での幅が広がれば嬉しいことだと思った、もっと練習をしてからの話ですが。誘っていただいたONE先輩には、色々教えていただいた上に、根気良く待っていただきありがとうございました。帰路は、スキー場からの車で大渋滞、近場の温泉も車が溢れ、とても入れる状況ではなかった。白鳥まで下道を走り、途中の道の駅で夕食を頂き、あとは渋滞なく神戸まで無事到着、解散しました。




新旧の山スキー この30年前の古いビンディングは山靴がOKです




  最後は完全に足にきて、バテバテの、悲惨な山スキーの再デビューとなりました、同行のお二方には寒い中、長時間待っていただき、申し訳なく、ひたすら練習しないと、二度と誘ってもらえないなと痛感しました。しかし、やはり雪の山でのスキーの威力は凄いと感じました、つぼ足なら膝ラッセルが楽々歩けるのは、やはり素晴らしいことで、年齢がいくにつれて取り入れるべきだと再認識しました。しかし、大日ヶ岳は、白山を中心に両白主稜を展望するには、最高の場所でした、再びのリベンジを期したいと思います。