咲きそろってはいなかったが、芦屋川沿いの桜の多くは満開だった。
記 録2011年4月7日(木) 天候:花曇 
メンバー  すず&てでぃ
アプローチ 自宅〜阪神電車・芦屋駅[14:50]
コース・タイム 阪神電車・芦屋駅[14:50]〜阪急電車・芦屋川駅[15:10]〜高座の滝[15:40]〜[16:20]風吹岩[16:45]〜金鳥山[17:05]〜阪急電車・岡本駅[17:40]〜阪神電車・青木駅
地図 国土地理院 1/25000 西宮 [兵庫県]  
メモ   忘れることの出来ない3月11日金曜日の東日本大震災、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々が、一日でも早く、日常の生活を取り戻されることを願っています。
  震災直後の土曜日から越前に遠征予定だった、下旬は中央アルプスと、久々にモチベーションが上がったが、中止せざるえない状況だった。娘が東京にいるので、余震の影響で東京に行くことになるかもと、休日はしばらく家で過ごすことになった。あっという間に一月近くが立ち、桜の季節になっていた、昼食を頂いてる時、急に思い立って「久々に芦屋川に花見に行こうか」と家内を誘うと、「行く」というので、そそくさと用意をして、電車に飛び乗った。
  下山途中の金鳥山の展望台から、眼下に16年で見事に復興した神戸の町を見下ろしながら、「東北も日本も頑張れ」と胸の中でつぶやいていた。  
備忘録
山は季節・天候で変化します。ここに掲載した記録・写真等は実際の山行には参考程度に留めて下さい。




  地震のトラウマで山に気が向かずいた、木曜日は仕事は午前中、家内との昼食中に急に思い立って、芦屋川へ花見に出かけることにした。ついでだから久々にロックガーデンにでも上がることにする。
  阪神電車の芦屋駅には15時前、途中の駅の売店でおやつと飲料水を仕入れ、物見遊山に芦屋川左岸を歩く、国道2号線を越えた辺りから両岸満開、重い腰を上げて来てよかった、気温も丁度よくって絶好の花見日和。河川敷には平日にもかかわらず、大勢の近所の方たちだろう、シートを広げて花見の最中だ、阪急電車の芦屋川駅からは、右岸のいつものロックガーデンへの道を辿る。




今日は阪神電車の芦屋駅から歩く 芦屋川の左岸沿いを歩いて行きます 国道2号線を過ぎたあたりから桜並木




阪急電車・芦屋川駅前の花壇 上流に向かうにつれ、まだ満開の一歩手前




  道標に従い、のんびりと高座の滝を目指す。お天気は花曇の上に持ってきて黄砂の影響か冴えない。それでも降られるよりはましだろう。住宅街が途切れる辺りの城山・荒地山の分岐道標を過ぎると、高座川沿いの林道となる、この辺りの桜は七分咲きぐらいで満開まで、もう数日かかりそう。すぐに滝見茶屋、ここでトイレ休憩、そして大谷茶屋、護摩堂、高座の滝に到着、平日だと言うのに10人ほどの人、写真だけ撮って先に進む。




芦屋の高級住宅街を歩きます 途中、道標はしっかりあるので迷うことはない 荒地山への分岐道標




高座の滝手前の滝見茶屋 すぐに、大谷茶屋




中央が高座の滝、右横の建物が護摩堂、平日にもかかわらず10名ほどが休んでいた




  ここからが、ロックガーデンの風化花崗岩の道を行きます、すずさんは勿論初めての道、それでも怖がらずに日頃のウォーキングの成果か、息も切らさずいいペースです、勿論鎖場もちょいちょいで、これならアルプスも歩けるかなと思いました・・・褒めすぎ。途中コースをはずれて見晴らしの良いところで、記念撮影、前述の通り霞んでましたが、まずまずの展望に、ご満悦のようです。




高座谷から荒地山への分岐道標 すずさんは怖がらずに付いてきます




鎖場もひょいひょいと登ってます 途中、コースをはずれて見晴らしの良い場所で撮影




花曇りか黄砂の影響かは分からないが、少し霞んでるが、結構遠くまで展望は効いた




城山をバックに、歩きます 新緑が眼にやさしい




  こまやかなアップののちに、ロックガーデンの最高点にある風吹岩に到着、ここは送電線さえなければ最高なんだけど、いたしかたあるまい、それでも今日は和歌山まではっきり見えてました、我家はあの辺やで、などと説明しながら記念撮影、小休止、その後、岩下で午後のコーヒータイムを楽しんだ。




ロックガーデンの最高点・風吹岩全景 岩下の展望台




風吹岩の上から、阪神間の街を見下ろす




風吹岩の上で記念写真 荒地山方面を望む




  さあ、陽も傾いてきたので降りましょうと、魚屋道へ入る、金鳥山分岐で金鳥山方面へ、今日は岡本の駅前でお茶など飲んで帰るつもりなのだ。途中の山道には、赤いツバキやツツジが咲いていたが、咲き誇ると言うほどのものでもない。金鳥山の旗振櫓の下を通り展望ベンチで一休みとする。




風吹岩からは魚屋道を下る 途中の分岐で金鳥山方面へ入る、椿の赤が印象的




まだまだ新緑の季節には遠いようだ、青空が覗く 金鳥山下の打越峠への分岐道標




ツツジも咲いてましたが・・・これからのようです 展望台のベンチで、最後の展望を楽しみます




  この金鳥山の展望台の眼下に広がる神戸・本山の街も、阪神大震災の折には被害の大きかった場所、16年経った今日、改めて見つめると、見事な復興をとげている、東北も頑張れと胸のうちでつぶやいた。ここから少し降りると、保久良の梅林、梅は勿論盛りを過ぎていたが、わずかに紅梅が残っていた、合わせて桜も少し咲いており、微妙なコラボを楽しんだ。保久良神社には寄らず、八幡谷方面におりて、阪急電車の岡本駅に向かった。




展望台のベンチに座り、夕暮れの神戸の街を見下ろす、16年の歳月の流れを感じた




夕陽に染まりながら、保久良神社へ向かいます 保久良神社の梅林、紅梅と桜のコラボレーション




保久良神社へは寄らず、八幡谷に下ります 岡本八幡神社の入口、ここからは川沿いに岡本駅に向かった








  大震災でくじけた気持ちを発奮させるべく、半日の時間を利用しての低山徘徊は新鮮だった、今の僕に必要なのは、このひたむきさに欠けていることだろう。若かりし頃、トレーニングで、ひたすら歩いて来た六甲の山をしばらく歩こうと思った、クタクタになるまで歩きつづければ、憔悴したこの気持ちも、きっと晴れるに違いないと思う。
  久々に一緒に歩いた家内の元気さにも驚かされた、毎日の1時間以上のウォーキングの成果を見せつけられて、おちおちしておれないとも思う、日々精進する気持ちを持たねば、今の肉体を維持できないと改めて認識した半日の歩きであった。